2009-12-24 17:14:21

ベトレヘムの幼子に神の愛を認める、教皇一般謁見


教皇ベネディクト16世は、バチカンで23日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

降誕祭を前にしたこの日の謁見の講話で、教皇は地上に下り人々の間に住まわれる神の御子イエスを観想するよう人々を招かれた。

教皇の講話の要約は以下のとおり。

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親愛なる兄弟姉妹の皆さん

クリスマスが近づいています。

教会はこの期間に神の御子イエス・キリストの地上での誕生の神秘について深く黙想するよう、信者一人ひとりを招いています。

そして、この地上に下られ、私たちの間に住まわれる神の子、世界の救い主がもたらされる喜びと希望を実感するよう勧めます。

まぶねに横たわる幼きイエスを見つめながら、私たちの心とこの世界に迎え入れられることを謙遜に願われる神の愛を観想します。

無力な幼子としてこの世に下られることによって、神は力ではなく、愛によって人々の心を獲得します。そして、こうすることで、私たちに心の自由と平和とその完成を教えてくれるのです。

クリスマスにあたって、主が私たちに心の単純さを与えてくださいますように。

そうすれば、ベトレヘムの謙虚なあの幼子の中に神の愛の存在を認め、羊飼いたちのように言い尽くせない喜びと感謝の気持ちを抱いて、それぞれの家庭に戻ることができるでしょう。
 







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