2009-12-03 18:28:27

来年度の世界病者の日に向けて教皇メッセージ


来年2月11日に記念されるカトリック教会の「第18回世界病者の日」に先立ち、教皇ベネディクト16世のメッセージが発表された。

2010年は、教皇庁医療従事者評議会の設立から25周年に当たる。

教皇は、現代社会において教会が病者を様々な形で支援すること、また社会に人間の生命のすべての段階を保護するという福音のメッセージを伝えることはますます大切になっていると指摘された。

教会共同体にとって医療分野での司牧奉仕は、「神なる医者」であるキリストの救いの使命に参加することに他ならないと強調。

そして、イエスの教えに従い、キリスト者は「善きサマリア人」として生き、苦しむ兄弟姉妹たちの心と体に身をかがめなければならないと教皇は述べている。

特に、現在記念されている「司祭年」にあたり、教皇は司祭らに病者への奉仕が欠けることのないように希望された。

教皇は病者らに心からの励ましを述べると共に、司祭たちがその召命に忠実に、教会のために実り多い働きができるよう祈って欲しいと、願われている。







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