2009-12-02 15:25:02

「謙遜は神の神秘の理解の鍵」教皇、神学者らに


教皇ベネディクト16世は、1日、国際神学委員会のメンバーとお会いになった。

国際神学委員会は、1969年、教皇パウロ6世によって設立されて以来、今年で40周年を迎える。教皇庁教理省に付属する同委員会は、国籍や学派の異なる神学者から構成され、神学上の重要問題を検討し、教皇庁と教理省の活動を助けることを目的としている。

同委員会は、先月30日よりバチカンで定例総会を開催し、今後5年間に扱うべきテーマを考察した。

この朝、同委員会のメンバーと共にミサを捧げられた教皇は説教の中で、自分の知性を過信せず、自分の限界を知る謙虚さが神の神秘の理解を助けると述べ、聖ベルナデッタやリジューの聖テレジアなど「小さき賢者」の姿を思い起こされた。

多くを研究し教えることはもちろんであるが、自分自身がキリストに心を開き、その心の奥をキリストに触れられなければ、その神秘を人々に伝えることはできないと教皇は述べ、神学者たちの仕事に励ましを与えられた。







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