2009-12-01 18:24:10

待降節:教皇「キリストこそ人々が必要とする確かな希望」


教皇ベネディクト16世は、バチカンで29日、日曜正午の祈りの集いを持たれた。

この日曜日、降誕祭を準備する「待降節」の訪れと共に、新しい典礼暦年が始まったことに触れながら、教皇はこの1年の典礼を通して、キリストの贖いの神秘と、神の豊かな救いの業に触れていくよう信者らを招かれた。

多くの偽の安定が崩れ、すべての人が確かな希望を必要としている現代世界の状況を注視されながら、教皇は、死に復活し人々の間で生きておられる神、人間の不安定な条件を分かち合いながらも神の安定を与えてくれるキリストこそ、希望と信仰の中心であると強調された。
また、教皇は12月1日に記念される世界エイズデーに言及され、すべてのエイズ患者、中でも子どもたちや貧しい人々、疎外された人々のために祈られた。教皇はエイズとの闘いに対する教会の奉仕を約束されると共に、祈りや具体的関心を通してのHIV感染者への支援・貢献と、エイズ撲滅のための努力拡大を呼びかけられた。
 







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