2009-10-09 18:39:29

第2次大戦勃発から70年、平和願うコンサート、若い演奏者らに教皇の励まし


教皇ベネディクト16世はローマで8日夜行われたクラッシック・コンサートに出席され、主催者や演奏者らに挨拶をおくられた。

「第2次世界大戦開始から70年:戦争に反対する若者たち」と題されたこのコンサートは、教皇庁のキリスト教一致推進評議会およびユダヤ教との宗教関係委員会等によって企画され、インター・レジョン・ユース交響楽団によって、マーラーとメンデルスゾーンの作品が演奏された。

終演後の挨拶で、教皇は第2次世界大戦の悲劇、暴力と非人間性を振り返り、国家社会主義によって引き起こされたこの戦争で犠牲になった各国の人々、ユダヤ人迫害の犠牲者を思い起こされた。

そして教皇は、音楽と言う普遍の表現を通して、人間同士の平和と友愛に基づく世界の未来を共に構築するよう若者たちを招くこの催しに感謝を述べられた。







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