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2009-10-08 18:41:12
教皇一般謁見・講話要約(2009.10.7)
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今年10月9日、「神の母聖職者会」の創立者、聖ヨハネ・レオナルディの死去から400年を記念します。福音宣教省の設立は、彼の宣教への熱意に負うところが大きいのです。
聖ヨハネは、イタリアのルッカの近くで生まれました。はじめ薬剤師になるための勉強をした後で、「神の薬」を多くの人々に調合するために、司祭の道を選びました。
宗教改革、教会刷新の時代にあって、十字架につけられたキリストは、彼のすべての説教の中心、その使徒職の原動力でした。
聖ヨハネは、真の改革はキリストへの忠実と教会に対する愛から生まれると理解しました。彼はキリストへの愛に駆られ、若者たちへの教理教育、宣教活動、キリスト教生活の刷新などに尽力しました。
聖ヨハネは、キリストこそが人間の完全な理想・模範であると確信し、現実主義と熱意をもって社会の革新と聖化に努めました。
「司祭年」が記念される今年、この偉大な宣教師、聖ヨハネの模範が、多くの司祭や信徒たちを力づけ、彼らの「キリストからの再出発」と、それぞれの召命をより熱心に生きることを助けてくれますように。
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