2009-10-01 17:02:59

教皇、パキスタン大統領と会見


教皇ベネディクト16世は、カステルガンドルフォで1日、パキスタンのアーシフ・アリ・ザルダリ大統領とお会いになった。

両者の会談では、パキスタンの現状、特にテロに対する闘いと、国民全体の調和を目指した寛容な社会の構築がテーマとなった。

また、教育・医療・福祉活動などを通した同国でのカトリック教会の社会的貢献にも話題が及んだ。

パキスタンのいくつかの地域における最近のキリスト教共同体に対する暴力行為について、宗教を理由としたあらゆる形の差別をなくし、すべての市民の権利尊重を推進していく必要性が強調された。

この後、ザルダリ大統領はバチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会見した。







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