2009-07-27 18:42:04

教皇、アオスタの大聖堂訪問「神の力は赦しにある」


北イタリア滞在中の教皇ベネディクト16世は、24日午後、アオスタの大聖堂を訪問された。

現在アオスタ教区では、同地出身の神学者で、カンタベリー大司教であった聖アンセルモ(1033-1109)の帰天900年を祝っている。

教皇は大聖堂で同教区の教会関係者らおよそ400名と夕べの祈りを行なわれたほか、大聖堂前に集った市民らに挨拶をおくられた。

夕べの祈りで教皇は、生活の中で神を優先させることの重要性を説き、神が欠けた状態は羅針盤なしで歩くことと述べられた。

また、神の力は経済でも軍事力でもなく、「赦し」にあると話された。

アオスタを後にした教皇は、夏期休暇中の滞在先であるレ・コンブの山荘に戻られる前に、近くの高齢者施設を訪問し、入居者らと交流された。







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