2009-07-23 17:55:04

教皇、アオスタの大聖堂で夕べの祈り


教皇ベネディクト16世のヴァレ・ダオスタでの夏期休暇から10日が経過した。

バチカンの広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父によれば、教皇は自然を満喫されながら、お元気に毎日をおくられている。

22日の夕方の散策では、教皇はレ・コンブ村のはずれで母親らと子どもたちからなるグループとお会いになり、子どもたちとこの地方の冬の積雪の様子などについて会話を楽しまれたという。

また、23日は、教皇はバチカンの国務長官ベルトーネ枢機卿と仕事の打ち合わせをされ、書類等に目を通された。

教皇の先日骨折した右手首について、ロンバルディ神父は、執筆作業に多少影響がでるものの、教皇は状況に順応し平安な時を過ごされており、今後の予定等にも支障は無いと述べた。

24日夕方には、教皇はアオスタの司教座大聖堂で夕べの祈りを主宰され、地元の聖職者や修道者、信徒らとお会いになる。

また、25日、今回教皇の治療にあたったアオスタの病院関係者と、バチカンの担当医らの立会いの下、ポータブルX線撮影装置によって、教皇の右手首の再検査が行なわれるという。







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