2009-07-08 18:04:30

回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介、教皇一般謁見、サミットの実りを祈る


教皇ベネディクト16世は、バチカンで8日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。

謁見中の講話で、教皇は前日発表された新回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介された。

真理に基づく愛(カリタス)はすべての人の真の発展のための中心力であると述べた教皇は、理性と信仰の光に照らされた愛によってのみ、人間的価値と高度な人間性をそなえた発展を達成することができると強調。

この回勅が、人類は正義と平和の実現に取り組む一つの家族であることを感じさせ、経済・政治分野で働くキリスト者には任務において言動一致した福音の証しが大切であることを伝えることができるようにと祈られた。

教皇はイタリアのラクイラで始まった主要国首脳会議に言及。この会議において、貧しい人々をはじめ、すべての人民に真の発展をもたらす有効な決定と指針を見出すことができるようにと願われた。

一般謁見の終了後、教皇はラクイラ・サミット出席者の夫人たち数名からなるグループとお会いになった。







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