2009-06-25 13:02:15

教皇一般謁見・講話要約(2009.6.24)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

先週の金曜日、私たちはイエスのみ心の大祝日を祝いました。この日は伝統的に司祭たちの聖化のために祈る日です。この日より、主任司祭の保護者、聖ヨハネ・マリア・ビアンネ神父の帰天150周年を記念する「司祭年」が始まります。

今終わろうとしている「聖パウロ年」、そして今始まったばかりの「司祭年」は、私たちに使徒聖パウロや、謙遜なアルスの主任司祭ビアンネが、絶えざるキリストとの一致において自分自身に託された任務をどれほど忠実にまた完璧に生きたかを考えさせます。

「司祭年」が、すべての司祭たちの霊的完成の助けとなるよう心から願っています。この司祭たちの完徳こそ、司祭の役務にとって本質的なものであり、その働きをより効果的なものとするのです。

叙階の秘跡によってキリストに同化された司祭たちは「もう一人のキリスト」とも呼ばれます。司祭たちのキリストとの人格的な一致は、司祭たちの個人生活またその全活動のあらゆる面で実現されなければいけません。

「司祭年」の間、すべての司祭たちを教会の母である聖母マリアに託しましょう。そして、彼らが自分たちに託された、キリストの現存とその限りない憐れみの生きたしるしとなるという独自の使命を忠実に生きられるよう心から祈りましょう。







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