2009-06-09 16:55:31

「一致して人々に希望の福音を」教皇、ベネズエラ司教団に


教皇ベネディクト16世は、8日、ベネズエラの司教団とお会いになった。

同国の司教らは、1日から18日まで定期訪問のためバチカンを訪れている。

ベネズエラのカトリック教会の管轄区は9大司教区と23教区、このほか代牧区など合わせて39区あり、司教数は45人。

司教らは今回の訪問を通して、2007年5月、アパレシーダで開催の第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会の指針に沿った福音宣教計画の推進状況や、政治的対立や分極化が広がる社会における教会のあり方などについて報告を行なった。

教皇は司教らへの挨拶で、困難な社会・政治状況のもと、純粋なキリスト教的価値を広め、共通善と社会の調和・安定の追求に努力する同国の教会に励ましを与えられた。

世界的経済危機の影響によりさらに司牧上の課題も多く複雑化する中、教会は、私たちを愛しぬかれた平和の主に眼差しを高く上げ、一致して希望の福音を伝え、慈愛の業に励んで欲しいと述べられた。







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