2009-06-05 15:15:01

教皇、子どもの権利条約推進に励まし


教皇ベネディクト16世は、4日ジュネーブの国連事務所で行なわれた子どもの権利条約推進をアピールする行事にメッセージをおくられた。

「子どもたちのために新たな行動を世界に呼びかけよう」と題されたこの行事は、
カトリック子ども国際事務局BICE(Bureau International Catholique de l'Enfance) の主催によるもので、採択から20年を迎える子どもの権利条約のさらなる実現をアピールすることを目的としている。

駐国連ジュネーブ事務所オブザーバー、シルヴァーノ・マリア・トマージ大司教は、この日、教皇のメッセージを読み上げた。

教皇はこの中で、子どもの権利を守る同国連条約をさらに完全な形で実現することは現代の急務と強調。

子どもたちのかけがえの無い尊厳を尊重する上で、特に家庭教育の基本的役割の認識、また子どもたちの身体的、精神的、文化的発達に欠かせない安定した社会環境の必要性を訴えられた。

そして、世界の子どもたちのために、同条約の適切な実行を推進し、希望に満ち、安全で幸福な未来の構築に寛大に努力するよう、関係者らを励まされた。







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