ウクライナ大統領のバチカン訪問

教皇ベネディクト16世は、１日、ウクライナのヴィクトル・ユシチェンコ大統領と会見された。

両者の会談では、主に国際情勢がテーマとなった。

またウクライナと教皇庁の友好的関係に満足が示されると共に、特に文化・社会面での協力のさらなる強化が期待された。

また、両者間に残された諸問題の平等な解決への意欲と、カトリック教会のキリスト教教育を通しての社会への貢献、すべての人々の尊重と平和的共存を目指す上でのキリスト教間一致促進の対話の重要性も言及された。

この後、同大統領は、ヴォロディミル・カンドジー外相・総務相と共に、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会見した。