2009-05-11 15:58:31

ヨルダン訪問:教皇、キリストの洗礼の地を巡礼


アンマン滞在中の教皇ベネディクト16世は、10日午後、ヨルダン川の東岸を巡礼された。

「ヨルダン川対岸ベタニア」は、洗礼者ヨハネが活動していた地であり、イエスがヨハネから洗礼を受けた場所といわれている。ヨハネ福音書(1,28)には、「ヨハネが洗礼を授けていたヨルダン川の向こう側、ベタニア」という記述がある。この一帯は現在は遺跡地帯となっている。

現地には、同遺跡の発掘と保存に力を注いでいるアブドラー王夫妻も教皇と同席した。

教皇は遺跡群の案内を受けた後、巡礼者らとの集いに参加。この席で建設予定の2つの教会、ラテン典礼教会およびギリシャ・メルキト典礼教会の礎石を祝別された。

集いの挨拶で教皇は、聖地のキリスト者らが教会の生きた石となり、異なる宗教と文化の人々との架け橋となることを願われた。







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