2009-05-05 18:05:08

教皇「平和への努力を証しする巡礼に」聖地訪問を前に抱負


教皇ベネディクト16世は、3日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

集いの説教で、教皇はこの朝とり行なわれた19人の司祭叙階式について報告された。

教皇はこの日記念された「第46回世界召命祈願日」のテーマ「神の呼びかけを信じること、すなわち人間の応答」を示しながら、神の愛の大きさと美しさを知ることで多くの人が司祭や修道者の道を通してキリストに従えるよう、その召命を熱心に祈る必要を説かれた。

また、信者の中に、結婚して家庭を持ち、子どもたちに崇高な世界を模範を通して示すことができる聖人が育つようにとも願われた教皇は、神の呼びかけと人間の応答の実りである聖人たちに、召命のための祈りを託された。

続いて、教皇は今月8日から15日まで行われる聖地巡礼について触れられた。この訪問を通して、日常的に多くの困難に直面している同地のキリスト教徒らを力づけたいと教皇は述べると同時に、この平和の巡礼において、対話と和解、正義と相互理解に基づく恒久的平和構築に向けての、カトリック教会の取り組みを証ししたいと抱負を表明された。

さらに、教皇は巡礼者への挨拶の中で、メキシコはじめ世界各国で感染が報告されている新型インフルエンザに言及され、犠牲者の冥福と共に、人々が神に信頼しこの困難を乗り越えることができるよう祈られた。







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