2009-04-01 14:50:58

神の働きかけに信頼をもって自由に応える、5月の世界召命祈願日に教皇メッセージ


教皇ベネディクト16世は、5月の「第46回世界召命祈願の日」に先立ち、メッセージを発表された。

カトリック教会の世界召命祈願の日は、教皇パウロ6世によって1964年に制定されたもので、それぞれが自分に対する神の望みを祈りつつ探すことの大切さを認識すると共に、特に司祭、修道者への神の招きに一人でも多くの人がこたえられるよう教会全体が祈りを捧げる日。毎年復活節第4主日に行なわれ、今年は5月3日に記念される。

今年度のテーマは、「神の働きかけへの信頼と、人間の応答」(仮訳)。

このメッセージを通して教皇は、御父のみ旨にキリストが信頼をもって応えたように、神の人間に対する呼びかけとそれに対する人間の自由な応答の間にある愛の絆を、教会共同体の熱心な祈りを通して支えていくよう願われている。

また、司祭職や修道生活への召し出しを受けた者には、神のご計画を注意深く知り、それに対して寛大に快く参与することが求められ、神の招きを困難や疑念のうちに諦めることがないように、絶えず祈りと聖体に強められることの必要を説いておられる。







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