2009-03-22 17:12:50

教皇とアンゴラの若者たちとの出会い「神に信頼し、勇気を持って未来に進もう」
 


教皇ベネディクト16世は、21日午後、アンゴラの首都ルアンダで、若者たちとの出会いを持たれた。

市内の競技場で行なわれたこの集いは、若者たちの歌や舞踊で彩られ、熱気と感動に包まれたものとなった。

まさにこの場所で1992年6月7日、ヨハネ・パウロ2世と若者の集会が行なわれたことに言及された教皇は、「今日、私もペトロの後継者として、同じ愛を心にあふれさせ、イエス・キリストのうちに皆さんすべてを抱擁するためにやってきました」と挨拶。これに参加者たちは大きな温かい歓声で応えた。

「見よ、わたしは万物を新しくする」(黙示録21,5)をテーマに掲げたこの集いで、教皇は若者たちに、「皆さん自身の中に、たくさんの希望、感激、未来への原動力が秘められている」「皆さんは未来そのもの」と述べ、神に深く信頼し、勇気を持って未来に進んでいくよう呼びかけられた。

「神は私たちを変え、新しくする」と教皇は強調され、その刷新は神からの力を受けて心の内側から始まるのであり、未来への跳躍の力は自分たちの中にある、と話された。

教皇は、イエスが「種を蒔く人のたとえ」を説き、その種とは神の言葉であると教えられた(マルコ4,3-20)エピソードを引用。

「種の中には未来がある。種はその中に明日のパン、明日のいのちを持っている」「皆さんは神が地に蒔いた種、聖霊の力を秘めた種である」と述べた教皇は、「神はあなたたちを一人にはしない。それぞれが決意した道を恐れず進んでいくように」とアンゴラの若者たちを力強く励まされた。







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