2009-02-03 18:26:17

教皇、奉献生活者に励まし「聖パウロの神と福音への献身に倣おう」


主の奉献を祝った2日、カトリック教会は第13回世界奉献生活の日を記念した。

この日の夕方、バチカンの聖ペトロ大聖堂には、多くの男女修道者らが集い、教皇庁奉献・使徒的生活会省長官フランク・ロデ枢機卿司式のミサに参加した。

ミサ終了後に行なわれた教皇ベネディクト16世と参加者らとの出会いで、教皇は開催中の「パウロ年」に触れながら、神と福音に完全に献身した使徒聖パウロの生き方に倣うよう奉献生活者らを招かれた。

「わたしがキリストに倣う者であるように、あなたがたもこのわたしに倣う者となりなさい」(1コリント 11,1)というパウロの言葉を掲げられた教皇は、「何もかも捨ててイエスに従う(マタイ19,27)ことなしに奉献生活はありえない」と述べ、「イエスに倣い従うことが教会における皆さんの特別な召命をよりよく生きる道」であると強調された。

教皇は、パウロが福音の勧めに従い「清貧・貞潔・従順」を実際に生きたことに加えて、彼がその奉献生活の基礎に「宣教」という使命を置いていたことを指摘。

キリストと固く一致し、霊的生活と宣教活動を両立させ、神と人々のために福音への実り多い奉仕を広げていったパウロの深い才能に教皇は注目された。

教皇は、このパウロ年を機会に、毎日み言葉を注意深く黙想しながら、同使徒の証しに学ぶよう勧められると共に、「詩編と賛歌と霊的な歌により感謝して心から神をほめたたえ」(コロサイ3,16)、交わりの精神のうちに、それぞれの賜物を活かしながら、教会において教会と共に、使徒職に励み、何よりも最高の賜物である「愛」(1コリント13)を証ししていくよう、すべての奉献生活者に励ましと祝福をおくられた。







All the contents on this site are copyrighted ©.