2009-01-07 18:36:38

主の公現:教皇「キリストは闇に打ち勝つ星」、子どもの権利の保護アピール


教皇ベネディクト16世は、主の公現を祝った6日、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられた。

主の公現とは、キリストが公に人々の前に姿を現されたことを意味し、異邦人である東方からの博士たちの訪問に代表されるように、イエスを通して神の栄光がすべての人々に現れたことを記念する。

ミサの説教で、教皇は歴史の中に来られたキリストを、闇を破る太陽、信じる者たちの歩みを照らす星として示された。

どんな闇もキリストの光を翳らせることはできず、人類を巻き込む大きな社会・経済危機や、破壊的な暴力や憎しみ、いのちや人間の尊厳・自然の調和を覆すエゴイズムを前にしても、キリストを信じる者は希望を失うことはないと教皇は強調された。

同日正午に行われたアンジェラスの祈りの集いで、教皇はこの日降誕祭を迎えた東方教会の人々にお祝いの言葉を述べられた。
さらに、子どもの権利条約採択20周年に言及された教皇は、子どもたちが安心して成長できる権利を守るようアピールされると共に、最近コンゴで武装集団たちに誘拐された子どもたちの解放を訴えられた。







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