2008-12-08 19:01:36

アンジェアラスの祈り教皇談話要約
教会は貧しい人々虐げられている人々の擁護のために声を上げる。キリスト今日的希望は政治的な解放の枠を超える


内的に堕落してしまった人類を救うために人類そのものの間に住むために到来され、歴史において「絶対的に新しいお方」であるキリストの到来を待ち準備するこの待降節にあって、希望に満ちたメッセージは響き渡り、さらに、最終目的に目を向けるようにまた、同時に現在においても示される「私たち人類と共にいる神」の印を認めるようと呼びかけるのです。ですから今日も神の民に慰めと、救いと解放の言葉を告げ知らせるために 教会は声をあげます。
悲惨と飢えに打ちひしがれている人々、無数の避難民、人権を蹂躙され組織的な圧迫を受けている全ての人々のために教会は信仰の山の高みから見張りの兵のように声をあげ、「見よ、あなたたちの神を、力を持って来られる神なる主を」と告げ知らせます。
この預言的な告知はイエス・キリストにおいて実現しました。キリストはこの地上的、歴史的な一時的な解放ではなく決定的な「過ぎ越し」解放を実現されました。悪の王国からか意味の王国への過ぎ越し、罪と死の支配から愛と生命への移行、過ぎ越しでした。
 キリスト教的希望は社会的政治的な解放を超えるものです。なぜならイエスが開始されたのは全く新しい人類であり、神に由来する人類、しかし同時に主の霊によってこの地上に根を張るものでもあります。したがって神を信じること、神の救いのご計画を信じることそして同時にまた神のみ国の建設に協力するという完全に信仰の世界に関ることででもあります。事実正義も平和も神からの賜物です。しかし、同時に神のみ言葉の善い種子がよい実を結べるように全ての人々にそのための善い土地となることをも要求するのです。

このような観点から聖母マリア神ご自身がこの世に来られるために準備された最良の道だといえましょう。

 その完全な謙遜によって聖母マリアはあらゆる圧迫やあらゆる流刑あらゆる倫理的物質的な奴隷制から解放に向かって、さらに、神の正義が住まわれる新しい天新しい地に向かって前進する新しいイスラエルの先頭を行くお方となれランした。
現代の全ての人々の救いと平和への期待を聖母マリアの母としての取次ぎの祈りに託しましょう。







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