2008-11-20 16:46:58

教皇「修道院が霊的なオアシスであり続けるように」


教皇ベネディクト16世は、20日、教皇庁奉献・使徒的生活会省の関係者とお会いになった。

同省(長官:フランク・ロデ枢機卿)は、18日より、「修道生活と、教会と世界におけるその意味」をテーマに定例総会を開催していた。

この集いの冒頭、教皇は、1908年に聖ピオ10世教皇が同省を創立して以来、今年で100年を迎えたことに喜びを表された。

教皇は今年9月のフランス司牧訪問の際、パリのコレージュ・デ・ベルナルディンで、西洋修道文化がヨーロッパ文化に与えた影響を主題とした講演を行なわれているが、今回の同省の総会テーマ「修道生活」について、その本質は「神の追求」にほかならないと、再び強調された。

修道院は、神の栄光を祝い、神を賛美し、神の世における現存を歌い、愛の新しい掟を生きる場となるよう招かれている、と述べた教皇は、修道院が修道者とまたそこを訪れる人々にとって、キリストの真の弟子として生きるための霊的なオアシスであり続けるようにと願われた。 







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