2008-11-13 15:16:57

教皇、ルーラ大統領と会見、バチカン・ブラジル間協定に署名


教皇ベネディクト16世は、13日、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領の訪問を受けられた。

教皇と大統領の会談では、世界・地域情勢について有意義な意見交換がされた。

また、ブラジル国内状況については、いまだ貧困や疎外に苦しむ多くの人々への支援と、暴力や社会的荒廃と闘うために家族の基本的役割を擁護する社会政策が話題となった。

会談では、ブラジル国内のみならず、特にアフリカなど世界の倫理価値と共通善の推進に向けたカトリック教会と同国の協力が強調された。

この後、関係者立会いのもと、教皇庁とブラジル間の協定の署名式が行なわれた。この協定は、ブラジルにおけるカトリック教会の法的立場を明確にし、伝統的な相互の友好・協力関係を強化するものとなった。







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