2008-11-06 14:19:53

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.11.5)


聖パウロの教えについてのカテケーシスを続けながら、今日はパウロのキリストの復活についての宣言を考察しましょう。

死から復活されたイエス・キリストを宣教するにあたり、聖パウロは、使徒たちから受け継いだことを人々に伝達していました。

聖パウロは復活の事実を述べるだけではなく、その意義をも説き明かしていきました。私たちのために死に、そして復活されたキリストにおいて、私たちは神のみ前で義とされ救われたのです。

復活は、生ける者と死者の主、永遠の神の子としてのイエスのアイデンティティーを示しています。

私たちもキリストの死から生命への過ぎ越しの神秘において、キリストと完全に一体化するよう招かれているのです。

私たちの今の苦しみは、キリストご自身の苦しみと死と一つになります。そして復活への希望は、もうすでに今から神のみ国において諸聖人たち共に、満ち満ちる生命へと、私たちを向かわせてくれるのです。

救いとは、イエスは主であると口で公に言い表し、神がイエスを死から復活させたと心で信じることから来ると、聖パウロは言います。

聖パウロと共に、私たちもイエス・キリストとその復活の力を信仰と希望のうちにより深く知ることができますように。







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