2008-11-03 18:33:46

諸聖人の日:教皇「聖性の数々は神の愛の表現の多様性」


カトリック教会の典礼暦で諸聖人の日を祝った1日、教皇ベネディクト16世は正午のアンジェラスの祈りを巡礼者と共に唱えられた。

集いの説教で、教皇はこの大祝日の喜びを表されながら、植物園で見る様々な種類の草花に、神の創造の素晴らしさを思うように、年齢、社会的立場、民族、文化も異なる聖人たちの多種多様な聖性の集りは、神の霊が作り上げた「庭園」のようであると話された。

また、それぞれの人間性とカリスマに恵まれたこれらの聖人たちは、その全員が十字架を通して証しされたイエスの愛の刻印を持っているとも教皇は指摘された。

609年、教皇ボニファティウス4世がローマのパンテオンを聖母マリアとすべての殉教者に捧げたように、諸聖人の祝日の古い伝統を紹介された教皇は、殉教者たちの神と兄弟姉妹たちへの完全な献身、またイエスに倣い福音の道を精一杯に生きた多くの聖人たちの存在を思い起こされた。

そして、教皇はすべてのキリスト者らが、眼差しを天に向け、あらゆる困難や恐れを乗り越え、天上の祖国に向かって歩んで生けるよう、聖母と諸聖人の導きを祈られた。







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