2008-10-28 18:27:26

イラクやインドのキリスト者のためにアピール、教皇、シノドス閉会後のアンジェラスで


教皇ベネディクト16世は、26日、正午のアンジェラスの集いで、この日終了した世界代表司教会議(シノドス)第12回通常総会について報告を行なわれた。

教皇は、教会を照らし導く神のみことば、イエスご自身であるみことばをテーマにした今回のシノドスから得た、特別に豊かな恵みと喜びについて語られた。

シノドス終了前の24日、東方カトリック教会の総大司教らは、「キリストは私たちの平和」と題したアピール文を教皇に提出。これを通して、聖地・レバノン・イラク・インドなどにおいて、少数派のキリスト教徒が不寛容や暴力、貧困に脅かされている地域に、平和と正義、信教の自由を訴えた。

このアピールと心を一つにされた教皇は、これらの地域で何世紀にもわたり尊重ある共存と地域の発展への貢献を続けてきたキリスト者たちが、これからも自分たちの国で、他の市民たちと共に暮らしていけるよう、国々の政治・宗教責任者、そして国際社会に彼らの権利の保護を呼びかけられた。

また、教皇はシノドス閉会ミサで発表した来年3月のアフリカ訪問の予定を、信者らにも伝えられた。







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