2008-09-19 17:03:11

教皇、ボスニア=ヘルツェゴビナの新大使とお会いに


教皇ベネディクト16世は、18日、ボスニア=ヘルツェゴビナの新大使の訪問を受けられた。

この日、信任状提出のためカステルガンドルフォの教皇離宮を訪れたのは、ヤスナ・クリヴォジチ・プルピク大使。

教皇は大使への挨拶でボスニア=ヘルツェゴビナが歴史の悲劇を乗り越え、国内の和解に向けて努力を続けていることを喜ばれた。

誰も戦争を望んだりはしないが、それにもかかわらずボスニア=ヘルツェゴビナの多くの家族が戦争の苦しみを受けることになったと教皇は過去の痛ましい闘争を振り返り、一人ひとりが理性の声に耳を傾け、未来への希望に支えられることで、過去の分裂を克服していけるよう願われた。

そして、教皇は同国がすべての人の権利を保証し、家族や教育の価値を大切に、連帯と和解、平和と発展ある社会を築くことを期待された。







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