2008-09-15 18:22:16

ルルド:聖母出現150周年を記念して教皇ミサ


教皇ベネディクト16世は、14日、フランスの巡礼地ルルドで聖母出現150周年を記念するミサを捧げられた。

聖域の緑地帯で行なわれたミサには、フランス全土をはじめ世界各国から20万人が参加した。

教会暦で十字架称賛を祝ったこの日、教皇はミサの説教で、「その独り子をお与えになったほどに、世を愛された(ヨハネ 3,16)」神の愛の最高の表れとしてのイエスの十字架を見つめ賛美するよう招かれた。

教会は、全世界の罪をご自分に引き受け、私たちに永遠のいのちを与えるために十字架につけられたイエスを見上げ、世界があまねくキリストの愛を知るよう栄光の十字架を誇りをもって掲げ続けなければならないと述べた。

聖ベルナデッタへの最初の出現で、聖母がこの出会いを十字架のしるしをすることから始めていることに教皇は注目され、この単純なしるしによって、ベルナデッタは聖母から信仰の神秘への入り口を授けられたのであると話された。

十字架のしるしは、神が私たちをどれだけ愛してくださったかを思い出させてくれるという意味で、私たちの信仰を要約するものと述べた教皇は、愛の力は私たちを脅かす悪よりも強い、この神の愛の普遍の神秘を啓示するために聖母はルルドにやってきたのであると話され、聖母の希望のメッセージをすべての人々に示された。

同日午後、教皇はフランス司教協議会のメンバーらとお会いになったほか、夜には聖体行列に参加された。







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