2008-09-08 17:53:26

イノチェンティ枢機卿逝去、教皇庁聖職者省元長官


イタリア出身で、教皇庁聖職者省長官を務めたアントニオ・イノチェンティ枢機卿が、6日、93歳で逝去した。

イノチェンティ枢機卿は、1915年、トスカーナのポッピに生まれた。1938年、司祭叙階。
1950年より教皇庁の外交の世界に入った。1967年、在パラグアイ教皇大使に任命と共に、大司教に。1980年、在スペイン教皇大使(-1985年)。1985年、枢機卿に任命される。1986年、教皇庁聖職者省長官(-1991年)。1991年、教皇庁エクレジア・デイ委員会議長(-1995年)。

教皇ベネディクト16世は、イノチェンティ枢機卿の親族に宛てた弔電で、長年にわたり熱心に教会に奉仕し、福音への忠実を証しした同枢機卿を思い起こされた。

イノチェンティ枢機卿の逝去によって、現在の全枢機卿数は193人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は116人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は77人となった。







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