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2008-08-11 15:31:19
ブレッサノーネ名誉市民称号に教皇の感謝
教皇ベネディクト16世は、9日夕、滞在中の北イタリア・ブレッサノーネで、同市の名誉市民称号を受け取られた。
授与の理由は、「ベネディクト16世とブレッサノーネとの固いつながりと、同教皇の諸宗教間の対話促進における取り組み」。
ブレッサノーネの大神学院の中庭で行なわれた授与式は家族的な温かさと喜びに包まれ、教皇は原稿を用いないドイツ語の挨拶を通して深い感謝を表された。
教皇は、登位前から親しんできたこの町について、「ブレッサノーネは私にとって出会いの場所です。それは文化間の、たとえば健全な世俗主義と喜びあふれるカトリック信仰との出会い、また躍動と発想を生む過去と未来の出会い、真に人間的な社会を築くためのキリスト教的源泉と近代精神の出会いの場所なのです」と述べた。
そして教皇は、現代文化におけるキリスト教的アイデンティティーという意味で、ブレッサノーネをヨーロッパの都市の一つのモデルとして示された。
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