2008-07-28 19:00:44

教皇、ブレッサノーネでの夏期休暇に入られる


教皇ベネディクト16世は、28日、北イタリア・ブレッサノーネでの夏期休暇を開始された。

この日の午前、教皇はボルツァーノ空港に到着。現地の行政および教会関係者と和やかに挨拶を交わされた後、滞在先であるブレッサノーネの大神学校に向かわれた。

ブレッサノーネ市内に入られた教皇は市民らの熱い歓迎に包まれた。教皇は登位以前何度もこの地で休暇を過ごされており、教皇の再訪に対する地元の人々の喜びは大きい。

教皇の車は市の中心地をくまなく回り、道の左右には市民の厚い人垣が続いた。教皇が到着し、大神学校に入られるまで、町の教会の鐘が明るく響き続けた。

教皇は大神学校前で子どもたちのコーラスを聞き、お年寄り、病者らに言葉をかけられた。

市民の歓迎に教皇は感謝を述べられ、「かつてこの町で私たちはとても素晴らしい休暇を過ごしました。この数日、私たち皆が一緒に心を休め、この町と自然の美しさを味わうことができればと思います」とイタリア語で話されたほか、「私にとって思い出がいっぱいのこの町で、皆さんとご一緒できてうれしく思います」とドイツ語でも挨拶された。

教皇はブレッサノーネ滞在中は、基本的に私的な休養のうちに過ごされるが、8月3日と10日に日曜正午の祈りを市民と共に唱えられるほか、6日には現地の司祭らとの交流を予定されている。

教皇の同地滞在は11日まで。







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