2008-07-25 17:09:20

教皇、7月28日から北イタリア・ブレッサノーネへ


教皇ベネディクト16世は、7月28日より、カステルガンドルフォの離宮から北イタリア、トレンティーノ=アルト・アディジェ州のブレッサノーネに移られ、8月11日まで夏期休暇をおくられる。

この間、教皇は同地の大神学校に滞在、8月3日と10日の日曜日正午の祈りの集いと、現地の司祭たちとの出会いのほかは、祈りと黙想、読書など私的な時間を過ごされる。

教皇は、神父時代の1967年、ドイツ語圏の大神学校の責任者らを招いた司祭職をテーマとした会議を機会にアルト・アディジェを訪れて以来、しばしばこの地方を訪問されている。特にブレッサノーネの大神学校には、ミュンヘン大司教・枢機卿時代の1977年から2004年の間に10回、夏の休暇のために滞在されている。

バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父は、今回の教皇の夏期休暇先ブレッサノーネについて、教皇ご自身が強く望まれたものであり、個人的な思い出に恵まれた場所であることもさることながら、南チロルがドイツ語・文化と深く結びついた地方であることも、教皇がくつろいで過ごすことのできる理由の一つと言えるだろう、と話した。







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