2008-07-09 16:08:01

教皇庁人事:列聖省の新長官にアマート大司教、教理省局長にラダリア神父


教皇ベネディクト16世は、9日、教皇庁列聖省長官ホセ・サライヴァ・マルティンス枢機卿の定年を理由とした同職からの引退を承認され、後任として、教理省現局長アンジェロ・アマート大司教を任命された。

また、教皇は教理省の新しい局長に、教皇庁立グレゴリアン大学教理神学教授および国際神学委員会局長のルイス・フランシスコ・ラダリア・フェレール神父(イエズス会)を任命。教皇はこれと共に同神父を大司教(ティビカ名義大司教)に任命された。

列聖省の新長官となったアンジェロ・アマート大司教は、1938年、イタリア・モルフェッタの生まれ。サレジオ修道会に入会し、1967年、司祭叙階。教皇庁立サレジオ大学神学部教授、学長代理、副学長を務めた。2002年12月より教皇庁教理省局長。2003年1月司教叙階(シラ名義大司教)。

一方、教理省の新局長となったルイス・フランシスコ・ラダリア・フェレール師は、1944年、スペインのマナコル(マヨルカ島)の生まれ。イエズス会に入会し、1973年、司祭叙階。1975年、マドリッドの教皇庁立コミリヤス大学神学部教授。1984年より教皇庁立グレゴリアン大学で神学部教理神学教授、副学長(1986 -94年)を務めた。1995年より教理省顧問。2004年から国際神学委員会局長。







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