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2008-06-27 17:05:25
ローマ教区教皇代理司教ルイーニ枢機卿引退、後任にヴァッリーニ枢機卿
教皇ベネディクト16世は、27日、ローマ司教区の教皇総代理であるカミッロ・ルイーニ枢機卿(77)の定年による引退を承認された。
ルイーニ枢機卿の後任として、教皇は教皇庁最高裁判所長官アゴスティーノ・ヴァッリーニ枢機卿(68)を任命された。
また、これに伴い、教皇は教皇庁最高裁判所の新長官にレイモンド・レオ・ブルク、セントルイス大司教を任命された。
教皇はこの日、交代する2人の枢機卿とお会いになり、ルイーニ枢機卿の長年にわたる多大な貢献に心からの感謝を述べられると共に、ヴァッリーニ枢機卿に励ましの言葉をおくられた。
ルイーニ枢機卿は、1991年よりローマ司教区教皇総代理を務めたほか、同年より2007年までイタリア司教協議会の会長でもあった。
ヴァッリーニ枢機卿は1940年、ローマ県ポーリの生まれ。1964年、司祭叙階。教皇庁立ラテラン大学などで教会法の教鞭を取った。1989年、ナポリ補佐司教。2004年、教皇庁最高裁判所長官に。2006年、枢機卿に任命された。
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