2008-06-19 14:07:48

教皇、コンゴ民主共和国大統領と会談


教皇ベネディクト16世は、19日、コンゴ民主共和国のジョセフ・カビラ大統領とお会いになった。

両者の会談では、同国の政治・社会情勢がテーマとなり、特に北キブと南キブ地方の現状について報告がなされた。

こうした中で、市民の苦しみに終止符を打ち、正義と連帯の社会を築くために、人権の尊重を第一とする政策の必要性が強調された。

そして、「大湖地域における安全、安定及び開発に関する協定」の施行がすべての住民の平和と善の推進に大きく寄与するよう、期待が述べられた。

また、教育と青少年育成におけるカトリック教会の貢献が言及されたほか、過去に国有化された教会財産の返還問題の解決などについて、同国と教皇庁の対話協力が望まれた。







All the contents on this site are copyrighted ©.