2008-05-16 15:19:35

教皇「移民の家族の問題に関心を」移住移動者司牧評議会の定例総会
 


教皇ベネディクト16世は、15日、教皇庁移住移動者司牧評議会の関係者とお会いになった。

同評議会(議長:レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿)は、このたび「移住者・移動者の家族」をテーマに定例総会を開催している。

参加者らへの挨拶で教皇は、移民の受け入れに取り組む上で、移民らの家族との合流という難しい問題を忘れてはならないと指摘。移民たちと対話しその必要に耳を傾け、愛をもった受け入れが必要と強調された。

すべての家族が社会の基礎単位をなしているように、移民の家族もまた守られるべき存在であると教皇は述べ、グローバル化が著しい現代世界の中で、移住・移動者の司牧は福音宣教の最前線にあると、関係者らの努力を励まされた。







All the contents on this site are copyrighted ©.