2008-05-13 15:36:27

ミャンマーのサイクロン被災地に教皇の連帯のメッセージ


教皇ベネディクト16世は、大型サイクロンによる深刻な被害を受けたミャンマーの人々に、使節を通してメッセージを伝えられた。

ミャンマーにおける教皇使節サルバトーレ・ペンナッキオ大司教は、8日、ヤンゴンの司教座大聖堂で捧げたミサの中で、教皇の連帯と励ましのメッセージを読み上げた。

また、同大司教はミサの説教で、人間の苦しみに対する永遠・唯一の答えであるキリストに希望を託すようにと信徒らを勇気づけた。

世界各国が援助を差し向ける中、カトリック教会もその一端を担い、ヤンゴン大司教区では約6万世帯に支援を届けようと努力している。最も必要とされているのは食糧と飲用水だという。また被害が最も大きい地区には救急医療ポイントも設けられたという。

しかし、大型サイクロンに襲われてから10日たった現在も被災地への通行が難しい上に、救援物資のみは受け入れられても、その配給は地元当局だけが行なうという点が大きな障害になっている。







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