2008-05-05 17:02:16

教皇、聖マリア大聖堂でロザリオの祈り、聖母月の始まりに


カトリック教会は伝統的に5月を聖母に捧げる月としている。5月の最初の土曜日を迎えた3日、教皇ベネディクト16世は、夕方ローマ市内の聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)でロザリオの祈りを唱えられた。

この集いにはローマ教区の多くの信者らが参加、中には先日選出されたばかりのジャンニ・アレマンノ・新ローマ市長の姿も見られた。

聖マリア大聖堂に到着された教皇は、聖堂内に保管される聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ市民の救い)」のイコンの前でしばし祈られた。

続いて教皇はロザリオの祈りの喜びの神秘を先唱された。

説教で教皇は、ロザリオの祈りは過去のものではなく、若い人々が今日でもイエスをすべての中心に置くことを、御子のすべての言葉と行いを黙想していたマリアから学ぶ、素晴らしい祈りであると述べられた。

ロザリオの祈りは形式的でなく深く心から唱える時、平和と和解をもたらす力を持つと教皇は話され、世界の平和、キリスト者の一致、すべての文化間の対話などを祈りに託された。







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