教皇、米国司牧訪問に出発、テーマ：「キリスト、私たちの希望」
 

教皇ベネディクト16世は、イタリア時間15日正午過ぎ、米国司牧訪問に出発、最初の訪問都市ワシントンに向かわれた。

これはベネディクト16世の８回目の海外司牧訪問となる。

「キリスト、私たちの希望」をテーマとしたこの訪問で、教皇は米国に20日（現地時間）まで滞在。ワシントンとニューヨークの２都市を訪れる。

ワシントンでは、教皇はホワイトハウスに大統領を表敬訪問するほか、ナショナルズ・パーク新球場でのミサ、大学での講演、諸宗教代表者らとの集いなどを行なわれる。

旅程後半、ニューヨークにおいては、国連本部での講演のほか、シナゴーグ訪問やエキュメニカルな集い、2001年の同時多発テロで崩壊したワールド・トレード・センターの跡地、グラウンド・ゼロでの祈り、ヤンキー・スタジアムでのミサなどが予定されている。