2008-03-03 17:05:46

イラクでモスル大司教誘拐される、警護ら3人殺害、教皇「憎むべき行為」


イラクで29日、カルデア典礼のパウロス・ファライ・ラホ・モスル大司教が、武装集団によって誘拐された。

ラホ大司教は、同日午後、モスルの教会を出て車に乗ったところを武装集団に襲われた。誘拐者らは同乗していた司教の警護2人と運転手を銃で殺害、司教を連れ去った。

バチカン広報局によれば、ラホ大司教誘拐の知らせを直ちに受け取った教皇ベネディクト16世は、カルデア典礼はもとよりイラクの教会全体に深い衝撃を与えるこのような憎むべき行為が再び行なわれたことを深く悲しまれた。

教皇はカルデア典礼バビロニア総大司教エマヌエル3世デリー枢機卿とすべてのキリスト教共同体、そして犠牲者の遺族に精神的一致を表され、ラホ大司教の解放とイラクの和解と平和のために共に祈るよう、信者らに呼びかけられた。







All the contents on this site are copyrighted ©.