2008-01-29 16:51:14

クリストドロス・アテネ大主教逝去、教皇、ギリシャ正教会にお悔やみ


ギリシャ正教会のクリストドロス大主教(アテネおよび全ギリシャ大主教)が、28日、69歳で逝去した。

教皇ベネディクト16世は、クリストドロス大主教の逝去に深い弔意を表す電報を、ギリシャ正教会関係者におくられた。

教皇は弔文の中で、2001年5月、ヨハネ・パウロ2世がアテネを訪問した際、クリストドロス大主教から受けた兄弟的な温かい歓迎、またこれに続き2006年12月に行なわれた、同大主教のバチカンへの歴史的な訪問を大きな感動をもって思い起こされた。

そして、これらの出会いがカトリックとギリシャ正教会間の誠意ある協力の新しい時代を開き、ヨーロッパの一致の高まりを背景に両教会のさらなる友好と交わりを育てることになったと、教皇は述べられている。

教皇は、ご自分と世界のすべてのカトリック信者は、クリストドロス大主教の冥福と共に、ギリシャ正教会が神の恵みに支えられ、同大主教の司牧的業績の上に成長を続けることを祈ると、兄弟的親愛を込めたメッセージを記された。

クリストドロス大主教の葬儀は、31日アテネで、バルトロメオ1世総主教によってとり行われる。バチカンからは教皇庁文化評議会名誉議長ポール・プパール枢機卿、キリスト教一致推進評議会局長ブライアン・ファレル司教らによる使節団が参加する。







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