2008-01-24 16:26:50

「マスメディアは人間に奉仕を」第42回 世界広報の日に向け教皇メッセージ


教皇ベネディクト16世は、24日、2008年度世界広報の日のためのメッセージを発表された。

カトリック教会の「世界広報の日」は、福音宣教の中でも特に新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、映画など広報機関を用いて行う宣教について、教会全体で考えることを目的とするもの。今年は、5月4日(日本の教会では4月27日)に行なわれる。

教皇は第42回世界広報の日のテーマとして「メディア:プロタゴニズム(主役的に自己主張すること)と奉仕の分岐点、真理を求め、分かち合うために」を掲げられた。

6章にわたるメッセージの中で、教皇はマスメディアが現代社会のひずみである経済的物質主義や相対倫理主義の拡声器としてではなく、人間をめぐる真理を知らせるもの、人間を否定と破壊から守るものとして貢献することを願われている。







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