2008-01-04 18:40:06

教皇、神の愛の宣教者会の慈善施設訪問


教皇ベネディクト16世は、4日、バチカンの一角にある神の愛の宣教者会の慈善施設を訪問された。

「マリアの贈り物の家」と呼ばれるこの支援共同体は、神の愛の宣教者会の創立者、コルカタのマザー・テレサと教皇ヨハネ・パウロ2世の強い願いにより創立されたもので、今年で20周年を迎える。

貧しい人々の援助を目的としたこの施設共同体で、同会の修道女たちは、祈りと奉仕活動の生活を行なっている。ここでは、女性のホームレスの人々の宿泊を受け入れているほか、男性のホームレスのための食堂も行なっている。また、会員らはローマ市内や病院などにも貧しい人、身寄りのない人などを訪問している。

教皇は2008年最初の訪問先として「マリアの贈り物の家」を選ばれることで、新年の開始を貧しい人々と彼らに寛大に奉仕する人々に捧げられた。

「家」に入られた教皇は、インド出身の修練女らのダンスをはじめ、会員らの熱い歓迎に囲まれた。

「ここでは福音的愛の業を通して、日常的にキリストご自身の受難とマザー・テレサの存在に触れることができます」と、教皇は神の愛の宣教者会の責任者や会員、ボランティアの人々らの日頃の奉仕に励ましと感謝の言葉をかけられた。







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