2007-12-24 17:16:44

教皇「主の降誕の賜物を喜びをもって受け、伝えよう」


教皇ベネディクト16世は、バチカンで23日、日曜正午のアンジェラスの祈りを巡礼者と共に唱えられた。

降誕祭を翌々日に控えたこの日の集いで教皇は、主の降誕という贈り物を喜びをもって受け取り、私たちの間におられる神の存在を希望と共に告げるよう、信者らに呼びかけられた。

人の子となられた神、その愛の大きな神秘は私たちを驚かせ続けると述べた教皇は、教会の福音宣教の使命は、正義と平和を求めて救いの歴史の中で響き続ける「主イエスよ、来てください」という叫びに対する答えであると説かれた。

教皇は先日発表された教理省の文書「福音宣教のいくつかの観点をめぐる教義的覚え書」が示すように、すべてのキリスト者は福音を受け入れることで、賜物として無償で神から受け取った救いを、無償で人々に伝えるように招かれていると強調された。

ご自分の独り子をお与えになったほどに世を愛された神の良き知らせを分かち合う喜びこそ、私たちが常に見出し、生きるべき、降誕祭の真の意味であると話された教皇は、集った世界各国の巡礼者らに「よい降誕祭を」と挨拶された。







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