2018-05-28 13:22:00

三位一体:「愛である神への驚きを新たに」教皇、日曜正午の集いで


教皇フランシスコは、バチカンで5月27日(日)、正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。

集いの中で教皇は、典礼暦でこの日祝った「三位一体」をテーマに説教を行われた。

教皇は、この祭日に「父」と「子」と「聖霊」の至聖なる三位一体の神秘を観想しながら、わたしたちにご自分の命を無償で与え、それを世に広めるようにと招く「愛である神」への驚きを新たにするよう招かれた。

また同時に、愛をもって、愛のために、絶えず創造し、贖い、聖化し続ける神、ご自分を受け入れるすべての被造物にご自身の美と善と真理の輝きを反映させる神の神秘に思いをはせるよう説かれた。

「神は常に人類と共に歩まれる」と述べた教皇は、「神は一つの民を形成され、誰も除外されることはない」と強調された。

教皇は巡礼者への挨拶で、昨日26日、イタリアのピアチェンツァで、殉教者レオネッラ・スゴルバーティ修道女(1940-2006)の列福式が執り行われたことを報告された。

シスター・レオネッラは、慰めの聖母宣教修道女会の会員として、ケニア、そして、ソマリアで宣教した。2006年、ソマリアの首都モガディシュで、信仰を理由とした憎悪のために殺害された。

福音と貧しい人々の奉仕のために捧げられたシスター・レオネッラの生涯を、「アフリカと全世界のための一握りの希望」として思い起こされた教皇は、アフリカの平和のために祈りを呼びかけられた。

 

 








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