2018-04-22 15:00:00

「常にいつくしみ深くあれ」教皇、司祭叙階式で


教皇フランシスコは、バチカンで司祭の叙階式をとり行われた。

復活節第4主日、カトリック教会の「世界召命祈願日」を記念した4月22日、教皇は聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられ、この中でローマ教区の11人をはじめとする計16人の助祭を司祭に叙階された。

儀式に先立つ説教で教皇は、新しい司祭たちが、師・司祭・牧者であるキリストに協力し、キリストのからだ、神の民、聖霊の神殿である教会を、共に築いていくことを願われた。

そして、その教えと、自身の生き方の証しを通して、信者たちの支え、喜びとなって欲しいと話された。

教皇は新司祭たちに、常にいつくしみ深くあるようにと強調。自分の罪を思い、イエスに赦された自身の惨めさを思い出すことで、いつくしみ深い者となりなさい、と説かれた。

皆さんが司祭として選ばれたのは、神に仕え、キリストの司祭職を喜びと愛をもって行なうためと述べた教皇は、司祭であるのは、自分の利益のためでなく、ただ神と神の民のためであることを忘れないように促された。








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