2018-01-05 16:33:00

教皇、パリドーロの小児科病院を訪問


教皇フランシスコは、ローマ郊外パリドーロの小児科病院、バンビーノ・ジェズ病院を訪問された。

バンビーノ・ジェズ(幼きイエス)病院は、教皇庁所有の小児科総合医療施設。1869年、ローマの篤志家によってイタリア最初の小児科専門病院として誕生して以来、来年で150年を迎える。

1924年、同病院は教皇庁に寄贈され、以来、歴代の教皇の保護を受け、ヨーロッパでも有数の規模と内容を持つ小児科総合病院として発展した。現在、ローマ市内には、歴史あるジャニコロ本部と、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ分院、さらにローマ近郊には、パリドーロと、サンタ・マリネッラに、2つの分院と、計4つの施設がある。

教皇は、「いつくしみの金曜日」と名づけ、可能な限り、一ヶ月に一回ほど、金曜日に医療や福祉施設などを訪問されている。

特にこの日の小児科病院訪問は、イタリアの子どもたちが贈り物を楽しみに待つ、6日の「主の公現」の祭日を前に行われた。

ローマから北へ30キロにある、パリドーロの分院は、1978年、教皇パウロ6世によって創設された。同院の利用者のおよそ4分の一は、地元ラツィオ州以外からの患者であるという。

教皇は、様々な病棟を訪問され、入院中の子どもたちに挨拶と祝福をおくられると共に、子どもたちを支える両親や、医療関係者らに励ましの言葉をかけられた。

 

 








All the contents on this site are copyrighted ©.