教皇フランシスコは、2017年11月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージを寄せられた。
カトリック教会は、毎月「教皇の祈りの意向」を示し、全教会が日々の祈りの中でその意向に沿って祈るよう招いている。
教皇の祈りの意向には、「世界共通」と「福音宣教」の2種のテーマがある。
今年11月は福音宣教の意向として、「アジアのキリスト者たち」のために次のように祈る。
「アジアのキリスト者たちが、ことばと行いによって福音の証し人となり、特に他の宗教を信じる人たちと共に、対話、和睦、相互理解を推進することができますように。」
この祈りの意向について、教皇はビデオメッセージの中で次のように話された。
「アジアについて驚かされることは、その人々の多様性、古来の文化や、宗教、伝統の継承です。
この大陸においてカトリック教会は少数派に属しますが、その挑戦は情熱的なものです。
わたしたちは、諸宗教間と文化間の対話を推進しなくてはなりません。
対話は、アジアの教会のミッションにおいて本質的な部分です。
アジアのキリスト者たちのために祈りましょう。彼らが特に他の宗教を信じる人たちと共に、対話、和睦、相互理解を推進することができますように。」
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