2017-07-31 13:35:00

「人身取り引き反対世界デー」に教皇のアピール


教皇フランシスコは、同日バチカンで行われた日曜正午の集いで、この記念日に言及された。

毎年、非常に多くの人々、男性、女性、子どもたちが、労働力として搾取されることはもとより、性的搾取や、臓器売買などの、無実の犠牲者になっていることを教皇は指摘。

これがあたかも普通の状態であるかのように、わたしたちは慣れきっていないだろうかと警告された。

「人身取り引きは、悪いこと、残酷なことであり、それは犯罪です」と述べた教皇は、現代の奴隷制度ともいえる形を帯びた、この社会の傷に対抗するよう、すべての人々に取り組みを呼びかけられた。

そして、教皇は、人身売買の被害者たちの保護と、人身取り引きを行なう者たちの回心を願い、共に聖母に祈るよう信者らを招かれた。

 

 








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