教皇フランシスコは、アルゼンチンで開かれたカテキズムのシンポジウムにメッセージをおくられた。
このシンポジウムは「信じる者は幸い」をテーマに、ブエノスアイレスの教皇庁立アルゼンチン・カトリック大学で、7月11日から2日間にわたり行われた。
参加者らに宛てたメッセージで教皇は、カテキスタの召命と課題を考える上で、アッシジの聖フランシスコの生き方を回想。
「病者を見舞い、貧しい人に食べ物を与えることが、すでに説教である」と言った聖フランシスコのように、教会の教えを伝えるカテキスタもまた、自分の召命と使命を、何か非常に具体的な形で表していく必要があると述べられた。
「カテキズムは仕事ではなく、カテキスタ自身の人生をめぐる一種のミッション」であり、「教会への奉仕というカテキスタの召命は、人生を変える神からの贈り物」であると指摘された。
また、「カテキスタは、キリストから出発し、キリストと共に歩まなければならない」と教皇は説き、主と出会い、主に心を開き、イエスの言葉と生き方を他の人々に証しするという、キリストへの愛の大きな躍動を、カテキスタ自身が生きるよう招かれた。
「イエスはわたしたちの人生を喜びと共に変える、道、真理、命である。イエスを信じることはいかに素晴らしいかを、様々な方法で伝えて欲しい」と、教皇はカテキスタたちに願われた。
All the contents on this site are copyrighted ©. |